さくらの花びらさんのコピーです。
6月26日の衆議院の平和安全法制特別委員会で百田尚樹氏の発言が取り上げられました。民主党の寺田学。
寺田:党本部で「文化芸術懇話会」が開かれ、その場でさまざまなことがお話しされたそうです。議員から「マスコミを懲らしめるには広告料収入がなくなるのが一番だ。経団連に働きかけてほしい。悪影響を与えている番組を発表し、そのスポンサーを列挙すればよい」。ある種、自分たちの意にそぐわない報道をしているところを広告料収入を減らして、圧力をかけようじゃないかと取られかねない発言があったという報道がありました。
沖縄の件について、自民党の議員からご質問ありました。それに対して、その講演をされた方は「沖縄の2つの新聞は潰さないといけない。沖縄のどこかの島でも中国にでも乗っ取られたら目を覚ますのではないか」というような物騒な発言がありました。
違和感を感じるのは「もともと普天間基地というのは田んぼの中にあった。周りになんてなんにもない。民家はありましたけれども、田んぼの中にあった。基地の周りに行けば商売になるといって、何十年もかかってみんなどんどん住みだして、1970年ぐらいの航空写真がある。基地の周りは田んぼだらけ」。そのようなお話でした。
「そこを選んで住んだのは誰やねんと言いたくなるんですけど、基地の地主さんが六本木ヒルズに住んでいる大金持ちなんですよ」といういご評価をご披露されている。
「沖縄の米兵がレイプ事件が起こしたことがある。過去何例もある。けれども沖縄に住む米兵が犯したよりも、沖縄県全体で沖縄県自身が起こしたレイプ犯罪の方が率が高いですね。こういうことは絶対に言わないですね」。
首相が総裁を務めている自民党において、自分たちの意に沿わない報道に対して広告料を減らせと経団連に言ってくれという発言があり、かつ沖縄に関しては、私は本当にこれが事実だとしたら、私はしっかりと処分し、議員でいる身分ですらないと思うのですが。・・・
この件で沖縄タイムスと琉球新報が連名で抗議しました。「批判的だから潰すべきだという短絡的な発想は極めて危険だ。政権の意に沿わない報道は許さないという言論弾圧の発想そのもので、民主主義の根幹である表現の自由、報道の自由を否定する暴論にほかならない」(2015.6.26時事通信)
また普天間基地の宜野湾市の佐喜真淳市長は「市民感情を逆なでする発言は絶対あってはならない。普天間は戦争当時、米軍が接収したもので、本来地権者がいる。しっかりと勉強してほしい」と反論しました。(2015.6.26時事通信)
民主党の寺田某は、百田氏の言っていることに対して「自分達の意にそぐわない報道に圧力」「物騒な発言」「違和感を感じる」しか言えませんが、百田氏の認識が間違っているならばきちんと反論すべきです。
マスコミの偏向報道がひどいのは今や国民的常識であり、安保法制も「戦争」ばかりを強調するのには多くの良識ある国民は辟易しています。
自分達の主義主張に合わないものには徹底攻撃し、それはテレビしか視ない国民をある方向に誘導しかねない危険性があるのです。「平和」と言う名の「危険性」を言わずに「報道に圧力」と言うのは、平和と言う名の危険な方向にしか日本は進めないようにしているのです。ここは気をつけなければいけません。
一政党の勉強会でどのような発言が出ようとも自由です。それを取上げて問題視していることこそ自由な言論を阻害するものであり、戦後の保守派には自由な言論をさせない風潮そのものなのです。
沖縄タイムスと琉球新報は「民主主義の根幹である表現の自由、報道の自由を否定する暴論」と言っていますが、この2紙こそ自分達の主張に合わない主張を徹底的に叩き、都合の悪いものは無視して、表現の自由も報道の自由もないシナの広告塔そのものではありませんか。
また普天間基地のある宜野湾市長は「普天間は戦争当時、米軍が接収したもので、本来地権者がいる。しっかりと勉強してほしい」と言いました。
普天間基地の「本来の地権者」は帝国海軍が買収した国有地なのです。しかし沖縄戦と米軍統治で土地登記簿が消失してしまい、米軍が土地所有者を自己申告制にしたため、にわか地主がたくさん出てきて国有地は7%しかなくなったのです。しっかり勉強してほしいのは市長です。
レイプも米兵が多く感じるのは米兵の起こした事件は大騒ぎして取り上げますが、沖縄日教組教員の酔っ払い運転の事故や犯罪、事件などはほとんど報道されずに、ないようにされているのは周知のことです。
この偏った報道こそ日本の諸悪の根源であり、日本を誤った方向へ導く非常に危険なことであることを取上げない民主党には日本を守ることが出来ない、民主党は本当にいらないということが露呈したとともに、自民党も陳謝などせずに、いろんな議論が出ることを封じることがないようにして頂きたいものです。
報道の自由とは歪曲された記事を流して読者を騙すことでは無い